洋風建築探報記 洋風建築 王子公園の旧ハンター邸

王子公園の旧ハンター邸


桜の季節の王子公園のハンター邸の公開を見に行ってきました!
今年は屋根材の一部が落下してしまい、一般公開が一時休止されていてどうなるかと思っていましたが、先日再会されたので早速行ってきました。

この日は桜が満開で暖かい日でした。
満開の桜ごしの旧ハンター邸、グリーン基調の外壁に桜が映えますね。
もともとは北野の異人館の中にあったものでしたが、昭和38年に移築したそうです。

建てられた当初は、1階2階ともにベランダは開放されていたのですが日本の風土に合わないため後から窓をはめ込んだそうです。寒かったのかな?
ベランダの手すり部分の柱がシンプルながら高級感があっていいですね。
内部に入るとすぐにステキなタイルがお出迎え、玄関マットみたいですね。
ひょっとしてもとはこんなふうにタイルを張ってあるのを真似してマットを置くようになったのかしら?
そんな想像をしながら、1階をぐるりと回ります。
応接間と思われる箇所に立派な暖炉がありました。
マントルピース(土台部分)は大理石でしょうか、シンプルなデザインに菊の模様かな、少し和を感じるデザインでもありますね。

暖炉
応接間

階段を上がっていくとはめ込みのアーチ窓がでてきました。
こちらのステンドグラスはイギリスから取り寄せたものなのだとか。
こんな窓つけたいな~、我が家で再現するとなると、階段も窓ももっとほそ~くなりそうだけどでも暖炉よりもできそうかな?

2階のベランダ部分は日差しが入ってとても暖かいです。
窓の外には桜が見えて絵画のよう、ちびっこも思わず見入っちゃうんですね。

住んでいた方の優雅な生活を想像できるようなステキなお家でした。
暖炉のあるお家って憧れますね~。

Related Post