洋風建築探報記 洋風建築 きっかけはスターバックス!

きっかけはスターバックス!

北野坂スタバ

はじめまして、洋風建築物にはまっている管理人のサカナです。
素人ですので、知識は全くの皆無!そこで学びながらブログに書き記していこうと思います。
いずれこんなお屋敷に住めないかな〜とか、こんな窓の曲線素敵だな〜とか妄想しながら眺めていきます。

きっかけは神戸の北野坂にあるスターバックスでした。

北野坂スタバ


おしゃれな洋風建築の建物に入ったスターバックス!こちらの元の所有者はドイツのパン職人のフロンドリーブさん。
朝ドラのモデルになったことでも有名な方です。
こんなおしゃれなお家に普通の人(?)が住んでいたなんて、なんて羨ましい。
だったら私も、頑張ったらおしゃれなお家に住めるのかしら?なんて思ったりしたのがきっかけでした。

この建物はアダプティブユースと言って、歴史的建造物を活用して現代の店舗に利用するというもの。
素敵な建築物も利用されずにいるとどんどん傷んでしまうので、店舗なり、住宅なり、とにかく利用されているのが一番の存続の方法なのだそうです。

登録有形文化財の看板の横には北野物語館と言う立て看板があり、こちらの建物の説明がされています。
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この建物は明治40年に建築された木造2階建ての住宅です。屋根は寄棟造で桟瓦葺き、外壁は下身板張りにオイルペイント塗装で、コロニアルスタイルの典型的なものです。
窓は木製ガラス戸によろい戸が付き、一階にはベイウインドー、2階にはオーリエルウインドーと呼ばれる出窓がそれぞれ設けられています。
コロニアルスタイルの特徴であるバルコニーは東南角の玄関上部に設けられています。〜
(北野物語館の立て看板より引用)
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この看板ふむふむって読んだけど、何が書いてあるのか?さっぱりわからない^^;
ということで調べました。

まず、寄棟造で桟瓦葺き…これは屋根の形状と瓦の形の説明のようです。
寄棟造は、四方向に屋根の傾きがある形のこと。、とにかく四方向に傾斜があるのがポイント。屋根の形状にも名前がついているのね。
桟瓦葺きは、瓦の形と並べ方のこと。横から見ると波状(〜←こんな)になっている瓦を4分の1位づつ重ねて並べている状態のこと。

窓は木製ガラス戸によろい戸つき…よろい戸、これはブラインドみたいに、板が斜めに沢山ついて室内を見えないようにする役割のもの。開閉式になっていて、雨戸のようでもあるけど明るさはある程度入るようになっているようです。

ベイウインドー、オーリエルウインドーは、どっちも出窓のこと。
ベイウインドーは元々は海岸線の景色を見るためにつけたのが始まり、下(足元というか床?)まで出っぱっているのが特徴、
2階以上になるとオーリエルウインドーと呼ばれて、下までは出っぱらないで窓部分だけが出ていることを言うんですって。

コロニアルスタイル…これは植民地時代に統治している側の国が植民地に自国の様式の建築を建てることを言ったそうです。

この建物の外観は、白壁に窓枠の緑が映える素敵な色使い。2階の窓枠にある飾り柱が目をひきます。
この配色がステキで白がパッと目を引くし、緑が鮮やかでいいな。でも自分の家にするにはちょっと目立ちすぎるかな?

こんな状態だけど、勉強しながらどんどん知識をつけていつかの私のステキお家を建てるぞ!

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